心の傷を癒すということ全4話のあらすじとネタバレ

災害大国日本なら、この先起こりえる誰もが「他人事ではない」大地震をテーマにしたドラマです。
 

第1話

第1話あらすじは?

ジャズピアノと読書を愛する安和隆(柄本佑)は、幼い時に両親が韓国生まれと知って以来、自分が何者なのか模索していた。

やがて親友の湯浅(濱田岳)と同じ大学の医学部に進み青春をおう歌。
映画をきっかけに出会った終子(尾野真千子)と恋に落ちる。

公式サイトより

みんな注目する点は?

S(20代、女性)

阪神・淡路大震災が起きた兵庫県を舞台にしています。
主人公は在日韓国人である安和隆という学生です。

彼は、精神科医を目指すべく医大に入学しますが安和隆の父親は息子の精神科医になるという気持ちに対して猛反発を起こします。

将来の進路に対して父親の反対を受けながらも、学友にも恵まれそして終子という恋人も出来た安和隆は神戸の街で青春を謳歌していました。


そんな幸せな暮らしをしていた安和隆は1995年の1月に大きな大震災に見舞われる事になるのです。

A(50代、女性)

『心の傷を癒すということ』第1話の見どころは、和隆と終子の出会いの場面です。
『東京物語』が上映されている映画館で二人は出会います。

二人とも同じセリフが聞き取れなくて、それが気になったために、もう一度同じ映画を見に行ってしまいます。
そして、必然の再会となりました。


同じ価値観を持ち、お互いに「在日韓国人」であることで、二人は急速に接近します。
結婚・出産まで駆け足で進んでいきました。

仕事面では、和隆は尊敬する永野教授の影響で、精神科医になりました。
そして、この仕事についたからこそ、これからの物語が大きく展開していくことになるのです。

R(20代、男性)

医療ドラマ・刑事ドラマが、、定番となり毎回いくつも放送される今、「在日コリアンの精神科医が阪神淡路大震災に直面するドラマ」を丁寧に作り上げようという意識が、まず信頼できます。

やはり、作り手の「思想」が見えるのって大事だと思います。
ドラマの内容は、手探りながらも被災者の声に耳を傾けて寄り添い続けた精神科医のお話です。

第1話みなさんの感想

S(40代、男性)

今でこそ韓流ブームが日本に定着し、日本人の韓国人に対する印象も大分変わってきたと思います。


しかし、昔の在日韓国人は大変苦労をしながら日本で暮らしていたんだなとこのドラマを通じて感じることができました。
主役の柄本佑の演技がまるで芝居をしていないかのようで、本当にその人のドキュメンタリーを見させてもらっているかのようで素晴らしかったです。


微笑ましかったのは映画館のシーンで、後に妻となる終子と聞き取りにくい台詞を聞きたくて2日連続で映画を見に行った部分です。
しかも2日目でもその台詞を列車の音で聞き取れないというオチが微笑ましかったです。


最初は在日韓国人の苦悩を描くドラマだと思っていたのですが、終盤に阪神淡路大震災が起こったところで終わったので、精神科医和隆がどのように直面していくのか気になりました。

T(50代、女性)

私は元々、心理学に興味があるので、このドラマのタイトル「心の傷を癒すということ」に惹かれて見てみましたが、とても良いストーリー展開でした。

父親に猛反対されても、精神科医になることを志した和隆(柄本佑さん)はとてもステキだなと思いました。


私自身も若い時に両親に猛反対されたことをやり抜いた経験がありますので、和隆を応援する気持ちが高まりました。
そして和隆が終子(尾野真千子さん)と出会って、ステキな夫婦になって行く姿を見て嬉しくなりました。

B(20代、男性)

やっぱりドラマはNHKだなと改めて思いました。
掴みからこれはたまらないです。

描写や言葉が本当に丁寧で見ていて心地よいです。
人柄も背景も1話でちゃんと見えてくるのが良かったです。
ここから精神科医としての物語まるのです。

今だからつくれるドラマ、今だから「忘れないように」このドラマを作ろうと決めた制作陣の心意気、モデルである安克昌氏への敬意が伝わってきます。

また同時に、ひとりの人間としての迷いや葛藤を繊細に演じる柄本佑が本当に良かったです。
優しさで覆い尽くされたような、そんなドラマだなと感じました。

まとめ

これから和隆が精神科医としてどんな風に被災した人たちの心に寄り添って、心の傷を癒していくのか、楽しみに見ていきたいと思います。
そして改めて震災というのは怖いものだなーと思いました。

第2話

第2話あらすじは?

大地震が起きてすぐ、安和隆(柄本佑)は勤務先の病院に向かう。
そこで目にしたのは野戦病院さながらの光景だった。

自分の無力さを痛感した和隆は、避難所を回りながら、精神科医として自分にできることは何かを模索し続ける。

そんな中、旧知の新聞記者から「震災を内側から書いて欲しい」とコラムの連載の依頼を受け……。

心の傷に苦しむ被災者に寄り添う日々が続く一方、和隆の実家では父・哲圭(石橋凌)の事業が傾き始める。

公式サイト https://https://www.nhk.or.jp/drama/dodra/kokoro/  より

みんな注目する点は?

C(40代、男性)

第二話では、阪神淡路大震災後の人々のこころを取り上げています。

余震を恐れ睡眠薬なしには眠ることのできない女性や自身ごっこをして遊ぶ子供、震災を取材したジャーナリストの心の葛藤などが、描かれており決して人事ではないという気持ちにさせられます。

極限の状態でのそれぞのれ人間の生き様を正面から表現することで、人間の本質に迫る仕上がりとなっています。

V(40代、女性)

ついに地震の日を迎えます。
今回の見どころは、震災のリアルな描写と人々の苦しみです。

大袈裟でショッキングナ映像はそれほどありませんが、静かに人々の悲劇を物語る様子に心が締め付けられます。
そんな人々に医師として関わる和隆の姿を見て欲しいです。

最後に、医者は患者を治せない、ただ側にいて寄り添うだけだと言う台詞がありました。

和隆はその言葉の様に、1人の人間として苦しむ人達の心を癒している気がしました。
上から目線の精神科医もいますが、ぜひこの和隆先生を見習って欲しいものです。

W(40代、女性)

阪神淡路大震災が起こった頃は被災によるPTSDがほとんど知られていませんでした。

ドラマでは大人も子どもも自分では自覚していないけれど心が傷づいている様子が描かれています。

そんな中避難所に派遣された安先生は被災者に寄り添い、温かい言葉をかけます。
最初は安先生を拒絶していた被災者も安先生に次第に心を開いていきます。

その温かい言葉の数々が私にも響いて涙がこぼれました。
ただ寄り添って、温かい言葉をかけてくれる安先生の存在がどれだけ被災者にとって救いになるかが見どころだと思います。

第2話みなさんの感想

E(50代、女性)

観るとツラくなるかもしれないと思っていたのですが、初回の柄本佑さんの柔らかく優しい声に惹かれ2話目を観ました。

私は関東在住なのですが、この阪神大震災の時、神戸に旅行の予定を立てていました。

急に決めたことだったのでホテルなどが取れず断念した次の日にこのニュースを知りました。
本当にギリギリでした。

このドラマではあの日神戸に行けなかったが故に生きているかもしれないことと、東日本大震災の2つが蘇ります。

まともな人ですら恐怖で変わってしまう気持ちは、よく分かります。
私は心が弱いのでニュースに共感してしまい疲れ果てることがよくあります。

そんな中、安先生のように分かりやすく怪我の手当をするのではなく、本当はもっと大変な見えない傷を持つ人に寄り添う先生だったら、ゆっくりと話を聞いて貰えそうだと思っています。

S(50代、女性)

今回のストーリーは重いテーマのものが多くて、見終わった後、色々と考えさせられました。

まず震災が人に与える悲しみや絶望感がヒシヒシと伝わってきて、苦しい気持ちになりました。

そして避難所でのストレスから周りの人に暴言を吐く人たちもいて、とても悲しい気持ちになってしまいました。

そしてこのドラマは実話に基づいて作られている部分もあるようなので、こんなことが実際に起こったのかと思うと怖くなりました。

でもみんなの心が病んで大変な中、安先生が献身的にみんなの心の支えになろうと一生懸命な姿には心打たれました。
ただ被災者の一人の女性が「精神科にお世話になっているとうわさがたったら困るわ」と言った言葉にはビックリしました。

でもこの震災が起きた当時は「精神科の先生」というだけでずいぶんな偏見があったんだろうなと思いました。
残念ですが昔はそういう考えをする人が多かったのかなと思います。

Z(20代、男性)

2話の題名は僕たちのできる仕事です。
巨大地震により、多くの人が病院に運ばれて、重傷をおいました。

実際に現実に起きた時、現実の自分はなす術もないと思います。
ましては電車通勤中に地震が起きた日には、一発アウトです。

そんな事で大地震をテーマにした、作品を見る度、身震いした気分になります。
そんな訳で病院の現場はまさに地獄絵図になっていました。
人命を救う為に、奮闘する、医師やナース達、そんな中精神科医の安和は、自分にできることは何かということを重点として、思考します。

確かに精神科医は現場の役割として、少し役割がない気がしました。

自分も仕事で、役に立てない時、自分を役立たずだと責めることがあるので凄い共感できました。
重いテーマですが今後の展開に注目です。

まとめ

重く悲しい場面もありますが、柄本佑のやさしい雰囲気がこのドラマを救っていると思います。

第3話

第3話あらすじは?

“震災から2か月。
急速に街の再建設が進んでいく神戸。
その一方で、多くの被災者が復興から取り残されていた。


心の傷に苦しむ人々に寄り添い続ける安和隆(柄本佑)の前に、精神疾患を抱えた患者・片岡心愛(清水くるみ)が現れる。

診察の結果、片岡の中には複数の人格が同居していることがわかる。
治療に全力を尽くす和隆だったが、父・哲圭(石橋凌)の事業が破綻したことを知り…。

公式サイトより

みんな注目する点は?

S(40代、女性)

神戸の街に震災がおきて、主人公の精神科医の安先生が自分に何が出来るのか、と毎日自問自答しながら毎日避難所を回っていました。

安先生が新聞にコラムを連載して欲しいと新聞記者に頼まれ毎日病院に泊り込み徹夜でコラムを書き続けて、それが1冊の本になりその本が賞をとりました。

そして、震災から1ねん、2年と月日が過ぎ去り、仮設住宅で暮らす神戸の人々にも次第に元気が戻ってきて良かったと思います。

そんな時、安先生の父親が亡くなり、悲しみの中でも精神科医として働き続ける安先生はけなげだと思いました。

W(60代、女性)

東日本大震災に精神科医として人々の心のケアに向かい合い携わってきた主人公。

その時の経験を書いた新聞コラムが本になって出版され、その本が大きな賞を取ります。


それを病身の父親のもとに報告すると、今まで長い間の確執があった父親も実は主人公の事を愛し、自分の事を見守っていてくれた事が分かり、心を通い合わせることが出来ました。

その父も亡くなり、更に震災から数年経ち、新しい病院に勤務することになった主人公。
これからどんな事が待っているのでしょう。

第3話みなさんの感想

S(30代、女性)

震災から二カ月がたち、わずかですが復興が始まったところから第三話が始まります。
当時を覚えているため、思い出しながら視聴しました。

今回見ていて心に残ったシーンとして、主人公の父親、哲圭の死があります。
第一話から子供に厳しかった哲圭ですが、死の直前には三兄弟と少し心を通わすシーンがありました。

父親がなぜ子供たちに厳しくしたのか独白するシーンでは、だれもが生きにくさを抱えているというつらさがありました。
次回へのフラグになってほしいシーンとして、避難所の校長先生はPTSDから自殺願望が出ています。

奥さんを地震で亡くしていて、家にある食糧が尽きるとこのまま死のうかと考えているようです。

今回は近所の人からの優しさに触れて、なんとか生き延びることができたようです。
次回で和隆の病院にかかるなど、回収があるといいなと思っています。

H(40代、女性)

このドラマは、毎回考えさせられます。
震災に会い、時間は経っても、なかなか人々の心の傷が癒えないでいたり、人々に寄り添っていた人が、生きている意味をなくしたり、恐怖から自分を守るために他の人格を作ってしまったり。

本当にギリギリのところで均衡を保とうとみんなが必死だったんだと思うととても辛くなりました。
人々を傷つけるのは、震災だけではなく、普段身に起こる様々な事もあります。
安先生に出会えた人たちは、少なからず救われたのではないかと思いました。

寄り添う気持ちが、その人に少しでも伝われば、その人の気持ちに変化を与える事が出来る事もあるんだ、と強く思いました。

J(40代、男性)

このドラマはとにかく、毎回昔を思い出させられます。
私自身震災を経験したことがあるので、非常に感情移入してしまいます。

また、悲しくなり時折涙まで流してしまうことがあるのです。
そして、今回もまた精神疾患と言う可愛そうな病気を抱えた人が登場していました。
また、その人には何とたくさんの人格が一人の人間の中に同居していると言われていたのでした。

勿論、私にはそのような経験が無いので、全く想像がつかないと思ったのです。

しかし、そんな患者さんに対してもまた安和隆はしっかりと心のケアをするところは本当にドラマとは言え素晴らしいと思いました。
また、こんな人が現実的にも本当にもっといてくれば良いのになっとも思って観ていました。

まとめ

気遣う気持ちや寄り添う気持ちは、改めて大切で、強い力になるんだな、と感じました。

人とのつながりを大切にしたいですね。

第4話

第4話あらすじは?

ジャズピアノと読書を愛する安和隆(柄本佑)は、幼い時に両親が韓国生まれと知って以来、自分が何者なのか模索していた。

やがて親友の湯浅(濱田岳)と同じ大学の医学部に進み青春をおう歌。

映画をきっかけに出会った終子(尾野真千子)と恋に落ちる。
大学では精神科医の永野教授(近藤正臣)の影響で精神科の道を志すものの、父・哲圭(石橋凌)からは猛反対を受け……。

そんな和隆が暮らす神戸の街を、1995年1月、大地震が襲う。

公式サイトより

みんな注目する点は?

W(50代、女性)

第4話では安さんがタクシーで朦朧としている場面から始まります。
時間が遡って安さんのがん宣告から冒頭の場面に辿り着き、亡くなるまでどんな風に過ごしたかを描かれています。

妊娠中の奥様にがんを告げるのはどんなに辛かったでしょうか。
医者として、夫として父として癌と最後まで闘う事よりも今すべき事、やりたい事を優先されました。

ご自身が痛みに耐えながらもどこまでも優しく人に寄り添う姿には涙が出ました。

演じる柄本佑さんの優しい眼差しは本物の安さんもそうであったのだろうと思いました。
命は失ってもその志は本の中に生き続けているのだと知りました。

Q(40代、男性)

今回の見どころと言えば、阪神淡路大震災から5年が経過し、神戸の街も少しづつ復興してきた頃、安和隆は新しい病院へと移り変わり、精神科医師として理想の医療に燃えているのでした。

ところが、そんな安和隆が何と癌が発見されるのでした。
その為、仕事を途中で中断して自らの治療に専念するのか、はたまたそれとも患者に向かい続けるのかを困惑するのでした。

そして、そんな中妻である終子と共に有効な治療方法を探すのでした。

第4話みなさんの感想

W(40代、男性)

阪神大震災で被災して心の傷を癒やすために奮闘する若い精神科医を演じる柄本佑さんの演技が良く、今回が最終回ということで25年前のことを思い出しました。

被災者はPTSDに苦しんでいるため適切なケアが必要ですが、一人ぼっちにさせないようにしようという意気込みが素晴らしかったです。

しかし、安先生は不治の病にかかっているためこれほどの人格者がこんなことになるとはという残念な思いですが、阪神大震災はそれ以上に苦しい思いをしている人も多く過酷なものです。

O(40代、女性)

患者のために生きるのか、それとも自分のために家族のために生きるのかを迫られる4話でした。

患者の心に寄り添い続けた和隆ですが、彼自身だって癒されることが大切なのではないかと、ドラマを見ながらついつい考えてしまいました。

ガンが発覚し、それでも家族のことを気遣う和隆の優しさや、真実を知って和隆を支え続ける終子の姿が、本来の夫婦のあるべき姿のように見えました。

心をケアすることは、もしかしたら体を治すことよりも難しいかもしれません。
そして、その難しい分野に果敢に挑み続けた和隆の姿は、ずっと心に残ります。

震災から時がたっても、心は完全に癒されないかもしれません。
ですが、その心にそっと寄り添うことなら出来ると教えてくれたドラマでした。

B(30代、女性)

精神科医として残された任務や課題に終わりはない中で、最愛の子供と身重な妻を持ちながらのガンという宣告がどれほど安先生にとって辛かったか心中を察すると辛いです。

亡くなった父が自身の著書を読んでいた証を目にして、落涙するシーンは柄本祐さん渾身の演技で、目頭が熱くなった。
死が脳裏をよぎる中で、希望を失わずに志を高く持とうとする気丈な精神力と献身性には脱帽しました。

全4話を通して感じた事は、役者陣の言葉の重みや余韻を重視するようなゆったりとした時間の流れや重厚な静けさ、丁寧な取材に裏付けられた骨太なストーリーは素晴らしいの一言で、NHKさんのドラマはやはり良いなと唸ってしまうような満足感が残ります。

このようなドキュメンタリードラマをまた近いうちに見たいなと思わせてくれる値千金のドラマです。

まとめ

今回は最終回になりますが、続編がなくあっという間に終わって物足りない感じがしました。
しかし、阪神大震災から25年目ということで当時は生まれていない人も多く、見る価値は十分にあると思いました。